ラフカントリー社から新たにリリースされたTJラングラー用の2.5インチアップキットの紹介です。
キットの内容は、コイル&ショックのセットです。
内容的には目新しい物ではありませんが、コイル&ショック共にアップグレードされ、かなり乗り心地の良いサスペンションとなっています。
今回はキットの取り付け作業と共に紹介していこうと思います。
まず、キットに含まれるパーツの全てです。

前後どちら側からでも構いませんが、今回はリアから作業開始。
フレームにリジットラック(通称:ウマ)を架けてサスペンションをバラしていきます。

ラテラルロッドやスタビリンクの取付ボルトやショックアブソーバーを外して、ホーシングを下ろすと純正コイルは外れます。

純正のコイル&ショックとの比較です。

ショックは2.2インチ外径の倒立タイプになります。
アップコイルの取り付けです。

なかなか入らない場合は“力技”です。

ショックを取り付け、外したリンク類を戻せば完成です。
最後に、サスペンションを伸びきりの状態にして、デフのブリーザーホースが突っ張らない様に、ホースの取り回しを変えて対策します。

続いてフロントです。
これがノーマルの状態で、リアと同様にフレームにウマを架けてサスペンションをバラしていきます。

タイロッドエンドを外して、

プーラーが無ければ、このように“当てハンマー”をして叩けば外れます。

スタビリンクを外して、

ショックを外して、

この時、ラスペネ等を充分に塗って焦らずに外してください。
ネジ山を潰し易く、無駄な時間がかかってしまいます。
ホーシングを下ろしてコイルを外した状態です。

純正のコイル&ショックとの比較です。

リアと同様に倒立ショックになり、コイルも巻き数が多くて自由長が長いソフトな乗り心地のサスペンションとなっています。
アップコイルはスプリングコンプレッサーを使って縮めた状態で取り付けます。

ショックを取り付けてリンク類を戻すと、こんな感じです。

右側のブレーキホースの長さが足りなくなるので、ステーの取り付け位置を下げて対応します。
下げる位置は、これ位で丁度良いです。

ポンチで位置決めして、

ドリルで穴あけて、

タップでネジ山作って、(M8P1.25)

固定して完成です。

左側はノーマルの状態でOKです。
最後に調整です。
トーチェック。

テスターが無ければ、タイヤの前後にメジャーを当てて計測すればOK。

INになってるはずなので、タイロッドを延ばす方向に調整。


ハンドル位置のズレはドラックリンクで調整します。

これで完成です!(^o^)V
施工前。

施工後。

このサハラで、リフト量は約60mmでした。
ノーマルライクで、リフトアップ車特有の突き上げ感も無く快適なドライブを約束します。
このキットの定価は¥59850-です。
全て込みの金額です!
出血大サービス価格です!!
ジャ○ネッ○タ○タではありませんが(汗)かなりお買い得感の高いキットとなっております。
キットの詳細や作業工賃等、不明な点がございましたら、電話もしくはメールにて遠慮なくお問合せくださいませ。

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