5年前に北米デビューして今だに大人気のFJクルーザーがいよいよ国内デビューして、久しぶりに四駆業界が活気付いております。
並行輸入車と比較してもかなり割安な価格設定で、これからもっと若い方々に乗っていただいて、遊びの道具としてガンガン活用してもらいたいものです。
この車のキャラクターを活かして、この際“ガツン”と上げて「遊び心満載仕様」のFJクルーザーを作ってみようということで、6インチアップのサスペンションキットを取り付けてみました。
キットはアメリカのラフカントリー社製で、必要な物が全て揃っている、まさにオールインワンのキットです。

取り付け作業工程と共にキットのご紹介をします。
まずはフロントから。
これがノーマルのサスペンションです。


とりあえずバラします。
コイル&ショック・ブレーキ・ナックル・スタビライザー・・・

もちろんロアーアームも・・・

全てバラします。

後ろ側のデフマウントを交換してクロスメンバーに当たるギリギリまで下げます。


ロアーアームをダウンするためのメンバーを取り付けて、デフのフロント側を固定します。

反対側のマウントはこの様なステーを使って固定します。

写真の左側がフロント側になります。
デフを傾けて、ドライブシャフトの出口を出来るだけ下げる様にしています。
ロアーアームを取り付けた状態です。

コイル&ショックは純正をそのまま使用します。

純正ショックの上にスペーサーを取り付けて、ノーマルとまるっきり同じ様に固定します。

このキットの“キモ”でもある、ナックルです。
アッパーアーム側に首がニョキニョキ伸びています。

ナックルを取り付けて、ドライブシャフトやハブを固定して段々形になってきました。

サスペンションが伸びきりになると、アッパーアームがコイルと干渉するので、

新たにリバウンド側のバンプストッパーを増設します。

これでギリギリです。

バウンド側のバンプストッパーは純正品をスペーサーを使ってダウンさせます。

スタビライザーはノーマルより前方にオフセットして取り付け、スタビリンクは純正品をそのまま使います。


ブレーキホースやABSの配線に対策を施してフロントは終了です!



続いてリアに取り掛かります。
これがノーマル状態です。


コイルやショック等を取り外し、ステーを使ってブレーキホースの取り付け位置を変更します。


燃料タンクと干渉するため、アッパーアームも交換します。



コイル・ショック・ラテラルロッド・スタビリンクを交換して、





伸びきり状態で、配線や配管に問題が無いかチェック。


1Gの状態にて各部を本締めしてリアも終了です!

最後にフロントのアライメント調整をして、アンダーガードを取り付ければ完成!!

施工前。



施工後。

これでタイヤをワイルドなマッド系の大径タイヤに交換すれば完璧!(^o^)V
この時に問題になってくるのが、ハンドルを切った時にフロントタイヤがフレームに当たってしまうのですが、ここは潔くカットしちゃいましょう!
出っ張ったフレームを・・・、

カットー!

反対側も同じくカットして・・・、

塞いで・・・、

ペイント。

この車輌は左ハンドルの逆輸入モデルですが、国内モデルも問題なく取り付け出来ます。
近々製作いたしますので、完成次第アップいたします。
このキットの金額は¥270900-(税込)で、この完成度と充実した内容からすると、考えられないほどの破格の値段となっております。
こんなFJクルーザーが海や山で活躍しているのを想像すると楽しいですよね!
あなたの新しい四駆ライフに、きっと楽しい“相棒”になってくれるはずです!!
キットの詳細等、不明な点は電話もしくはメールにて遠慮なくお問合せください。

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