今回はYJ WRANGLERにFOX RACING SHOXを取り付けしました!
手順としては先ず 純正のショックブラケットをプラズマカッターで溶断、意外とコンパクトでフレームに溶接されています。 残ったバリをきれいに削ってフレームをまっさらな状態にします。
FOXはレーシングショックですからもちろんレース仕様、取り付け部の見た目もレーシーでないとバランスが悪いのとショックの長さに合わせてタワー型のワンオフショックブラケットを作成します。「パイプベンダー」と言う特殊な工具で硬い鉄パイプもご覧の通り綺麗にシワも無く曲げる事が出来ます。
当社のレース車輌作成技術がフィードバックされる所です。
ボディーリフトで稼いだクリアランスに助けられてロングストロークのショックでもフロアーぎりぎりで納まりました。
今までより10センチ以上長くなったショック。 伸び、縮み共にサスペンションストロークを確保。
今まではランチョが付いていましたが消耗品でもある為、今回FOXに交換。
窒素GASの充填圧力を何パターンか調整してオーナーに試乗してもらい「2ランク上の乗り心地ですね!」とオーナーのK氏。 絶賛していただきました。
フロントスタビが無いと怖くてスピード出せなかったけれど、これならスタビ解除状態でも安定しているから安心して運転出来ます。 ともおっしゃっていました。
写真右上のバルブから高圧の窒素ガス充填で乗り心地もマルチに変化。
OFFロード走行では高圧ガスショックでリボルバーシャックルの動きも良くなったらいいな。 と 期待しつつ施工。
価格的にもレースで使われている位の高品質なのに意外とリーズナブル。 当店でも入手可能なオーバーホールKITで新品同様に蘇るのでこれはもう一生物のショックと言っても良いでしょう。