今回ご紹介するPIT作業は 日産サファリ Y60系のフロントダブルショックマウントです。
L/C80と同じく重量級のサファリ、ハンドルを切る度にふらつきを感じたりしたことはありませんか?
特にリフトアップしてある車であればなおさらの事、直線でも路面のわだちにハンドルを取られて思いもよらない方向にハンドルが行ってしまう事もあります。
実はこのWショック形状はキャメルトロフィーなどで有名なローバーのフロントサスペンションをヒントにコイルオーバータイプのWショックに仕上げました。
上記写真はローバー純正取り付け方法のショック
メインショックにはリザーブタンク付きのビルシュタイン5150をチョイス。
フロントのダブルショック化によって今までと比べ物にならない程の直進安定性の向上、車体のふらつき防止、コーナリング性能の向上など数々のメリットが生まれます。
上側のコイルマウントは激しいオフロード走行にも耐えられるようにメタルをインナーに貼り付けて補強してあります。
いかにも補強してあります!と言うよりあえて見た目はノーマルっぽく美しい仕上がりに。
サブショックはオーナーが以前に使用していたプロコンプをセット、中古といえどもメインがしっかりしているのに加えフロント4本のショックが付けられる為に充分キャパシティーが得られる。
Wショックの良いところはこんな所にも威力を発揮する。